ヒーラーERIKOのワンダフルライフ

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やっぱ魅力的だよ富士山は!

富士登山の続きです。

山小屋の狭いスペースでひしめきあって眠る人々。

私の右隣は友達のあまちゃん。
左隣は女の子二人連れ。
頭の方は外国人男性二人連れ。
この人たち背が高いから、辛そうだった。

なにしろスペース狭い。
動きたくても動けない。
寝返り打つのもひと苦労。
天井低いので立ち上がることもできません。
常に中腰。

私が横たわっていた場所は、目の位置から20~30センチ上はもう天井だったりするので、閉所恐怖症の人にとってはきついだろうな~と思いながら、トイレに行きたいのを我慢してた私。

しかも最初すごぉ~く寒かったので、フリースの上にさらにゴアテックスを羽織る。
山小屋の外は風がビュービュー吹きつける音。
あまちゃんも「ERIちゃん寒いよ~。しかも頭痛いし・・・。」と言っている。
あまちゃんはどうやら軽い高山病にかかってしまったらしく、この後5合目に下山するまで、頭痛は続いていた。

夜9時ぐらいに寝床に入ったけど、結局うとうとしただけで熟睡できず。
でも横たわっただけで、かなり楽になった。

深夜2時に起床して、それぞれご来光を見るために山頂への登山出発の準備を始めた。
辺りは漆黒の闇なので、当然ヘッドライトつけて、しかも山頂はマイナス3℃という話なので、たくさん着込む。

マイナス3℃。
すっかり冬ですがな~。

やっぱ登山は登山用のウェアに限る。
軽くて速乾性があって、しかも雨風を凌ぎ、防寒性も高い。
私はあまちゃんとあまちゃんの親戚のおばさん(登山の達人)から借りれるものは貸していただき、靴とスボンとゴアテックスのレインウェアの下だけは自分で買った。

最初は寒くても、登っていると、動いているからだんだん暑くなってくるので、汗もしょっちゅうかきます。
汗が乾きやすい速乾性のアンダーウェアがあると快適です。
(私はそれも借りた)

夜の写真はうまく撮れないので、美しい天の川の写真はありませんが、実際には天の川が見え、流れ星が流れていました。
星の大きなことったら。
こんなに近く、こんなに大きく見える星。

自然ってすごいっ!!

などと感動しているのも束の間。
夜道は見通しが悪く歩きづらい。
しかも滑る。

次々とご来光を見るために登山者が続いてる。
この日は風が異常に強く、何度も吹き飛ばされそうになった。
でも絶対ご来光は見たい。
ここまできたんだから何が何でも。

「あともう少しで頂上だよ~。ほら、頑張って!」とところどころで登山ガイドが大声で叫ぶ。
(まるでビリーのよう!)

その「あともう少しで・・・」に騙されて(?)、何度も気を取り直して歩く。
けど、なんだかんだ2時間強かかってようやく山頂へ。

その時の喜びったら・・・と言いたいところだが、喜びよりも何よりも、「ようやく着いた」という安堵の気持ちだけで精一杯で、感動してる間もなかったわよ、私は。
しかもかなりの強風で、目なんて開けてられないし、ほんと端っこにいたら、吹き飛ばされて山から落っこちちゃうぐらいの勢いでした。

みんな定位置について、ご来光を待つ。

ここからは少しづつ移りゆく空模様をお楽しみください。
(これらの写真はすべて私の友達あまちゃんによる撮影です)
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お~、これなんてめっちゃ美しいでしょ~(^^:
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少しづつ青空になってきましたよね。
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いよいよ、ご来光です。
「さぁ~、いよいよご来光だよ~。ご来光はあっという間に終わるからね。見逃さないでよ~。」と登山ガイドが叫んで、その時を知らせてくれる。
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やぁ、こんにちは、お日様。
日本一、高いところから失礼します!!
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この一瞬を見るためだけに、どれだけ多くの人々が頂上を目指して登ってくるのか・・。

みんな嬉しそうに写真をとりまくる・・・・
なんだけど、本当に半端じゃない強風で、写真撮ろうにも「手がぶれる~」とあまちゃんが言ってました。

あまりに強風のため、「お鉢めぐり」と言って、噴火口を見下ろしながら山頂を一周巡るのは中止になりました。
これは90分ぐらいかかるんだけど、富士山の最も高いポイントを巡ったり、景色も素晴らしかったりするので、体力がある方にはお勧めらしい。
私たちも一応「お鉢めぐりやりたいねぇ~」とは話してたけど、この時期は山頂の小屋も閉まっているためにトイレがないので、トイレがもたないかもね~なんて話してたところでした。

仕方ありません。

「これが9月の富士山だよ~。風がすごく強いのが9月の富士山。わたし自身の体も吹き飛ばされそうだから、残念だけど、今回は中止させてもらうね。危険だから。」と登山ガイド。

下山は、登りとは違う道なので、8合目の小屋まで30分程度で着いたわん。
そこで一休みして朝食食べてから、再び5合目を目指して下山開始。

登山ガイドさんが山小屋の人に挨拶。
「今年もお世話になりました。来年も宜しく。」って。
そうなんです。
私たちが今年の最後の宿泊客だったんです。
山小屋も冬季休業に入るのです。
本当に今年最後の富士登山の日でした。

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富士山自体は、なぁ~んもありません。
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下山は登りよっか楽といえば楽ですが(道は違います)、滑りそうになるのをふんばるため、結構ふくらはぎや腿の筋肉に負担がかかるのよね。

あっ、ほら、虹。
時々霧雨が降るんだけど、それの気持ちいいことったら。
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またしても虹。
虹は登りの時も2回ほど見ました。
富士山は虹がよく見えるのかしら?
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この日の富士山は砂嵐のように強風で砂が飛んでくるので、目の中や口に中がジャリジャリ。
私はハードコンタクトなので、ちょっとでも異物が入ると強烈に痛く、サングラスかけてても全然役に立たず、ほとんど涙目で、下山してきた時にはすっかり目が腫れあがっていました。
コンタクトの方、ゴーグル持参した方がいいっすよ。

目がまともに開けられないから視界がさえぎられるのと、痛みがあったのが一番辛く、5合目に近づいた頃には、もうヘトヘト。

あまりに頭が朦朧としてたので、
「あまちゃん、ここに下山道(しもやまどう)出口って書いてあるけど、ここでいいのかな?」と尋ねると、
「やだ~、ERIちゃん。下山道(しもやまどう)じゃなくて下山道(げざんどう)でしょ~。(笑)」と笑われてしまった。

た、確かに・・・・。(苦笑)
なんで音読みにしたのか・・・・。

ようやく5合目。
写真をパチリ。
全てはここから始まったのよね。
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私たちが参加した登山ガイド付のの登山は、東京から富士山までの往復バスと登山ガイドと山小屋宿泊と下山後の温泉付だったんだけど、なんと、人気実力派美人女優が同じ登山ツアーにお友達と参加してたそうです。
私たちより1日前の日の登山に。
ここでは名前は明かしませんが、とても美しかったそうです!!
登山ガイドさん、男性だったから嬉しそうだった!!

この後温泉に入って、無事東京に戻ってきた次第です。

登頂してる時は、もう二度と登山はいいやって思ったけど、下山してみると、また来年も登りたいなぁ~って思う。
富士山って、なんとも不思議な魅力なのね。
でも次回は登山ガイドさんも言ったように、7~8月の気候的にも登りやすい時期にしようと思う。
その分、富士山渋滞がすごいらしいけどね。

今回の登山で私はちょっと色々反省。

ご来光拝んだり、下山して温泉はいるには、その前にたとえ苦しくても、自分の足で1歩1歩登らなきゃいけないってことを忘れちゃいけませんな。
私は楽しい側面だけを見る傾向があるけど、そこに行き着くには、時間と忍耐が必要なこともあるっていう当たり前のことを忘れちゃいけません。

これって人生でも同じだと思う。
やりたい仕事をするのも、好きな人と結婚するのも、子供を産むのも、理想の家族や会社を創るのも、浮かれている時はだいたい楽しい側面しか目に入らなかったりするけど、どんなことも自分が想像するなりたい自分になるためには、その途中では困難もあったり、投げ出したくなったりすることもあって、やっぱそれを自分の力を信じて乗り越えた時に、本当の喜びを味わうことができるんだと思うのよね。

人は自分の人生に疲れた時、他人の芝生が青く見えて羨んだりするけれど、でもどの道通ったって、自分が目指す山頂までは結局自分で歩かなきゃならないことにはかわりがないし、どの道行ったって、平坦な道ばかりじゃないよね。

登山と一緒で、それは誰も代わって歩いてはくれないよね。
登山ガイドの人も何度も言ってた。
「自分の身は自分で守ってよ。自分の道は自分のライトで照らしてね。」と。

励ましたり、時に手は貸してもらえたり、一緒に歩いたりはしてくれるけど、自分が目指す山頂を見せてくれるのは自分の足だということ。

だから「私を幸せにしてね」じゃなく、「私は幸せになるよ」とか「私たちは幸せになろうね」とかがいいよね。

今回も「山」に教えられたよ~。

そして一緒に登った友達のあまちゃんに感謝だね。
友達でいてくれてありがとう!!
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by lagrace | 2007-09-20 15:25 |