ヒーラーERIKOのワンダフルライフ

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世界遺産・白神山地

東北の旅2日目は世界自然遺産の白神山地へ。
ブナの原生林の中で自然を満喫してきました。

白神山地は秋田県と青森県にまたがってある標高1000m前後の山々が連なる総面積13万haの広大な山岳地帯です。
世界最大規模のブナの原生林が広がり、天然記念物のカモシカやイヌワシ、ツキノワグマなどが生息しています。
平成5年に屋久島と共に日本初の世界自然遺産として登録されました。

世界自然遺産に登録されているのは、この広大な面積の一部で、当然のことながらその区画には入ることはできません。
訪問者は皆、登録されている場所以外を訪れることになります。

そうはいっても、そこはすべて手付かずの自然、人の手が加わっていないブナの原生林。
いろんな登山コースがありますが、私たちは登山コーズではなく、岳岱自然観察教育林という穏やかな傾斜地に広がる場所を訪れました。
地元の森のガイドさん付きで、色々解説をしてもらいました。
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これは樹齢400年の木なんですが、もう腐りかけているのだそうです。(写真上)
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大きな木の周りには、あまり木がありません。
これは木の縄張りだそうです。
大木は太くてしっかりしたたくさんの根をあたりにはりめぐらして、自分の縄張りを確保するのだそうです。その縄張り競争に負けた木は、根をはることができず朽ち果てていくか、大きく育つことができないのだそうです。
「こんなとこにも競争ってあるのね~」

ちなみに写真上の木は、2本の木がひとつの場所で共生している珍しいパターンだそうです。
普通は縄張り競争で勝った木だけが残るのですが、この木はよく見ると、2本の似たような木がまるで1本の木のように寄り添って立っています。
「兄弟なんですかね」と森のガイドさん。
この木のように人間も仲睦まじく共生できるといいですね。
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これはブナの子供。
でもこれでも何年って言ってたかなぁ~。
数年は経っていたと思います。(忘れちゃったけど)
だから大きく育つのには100年とか200年とかかかるのですよ。
大変です。途方もない月日です。
だからこそ大切に守らねばなりません。
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この木の幹に「用」という字が刻まれているのがわかりますか?
これは戦時中、戦闘機や船に使われる予定で選ばれていた木だそうです。
ところが切り倒される前に終戦を迎え、助かったのでした。
こんなところにも戦争の影響があったのですね。
美しいブナが戦争の道具にされなくて、本当によかったです。

<つづく>
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by lagrace | 2005-09-06 21:35 |