ヒーラーERIKOのワンダフルライフ

lagrace.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:旅( 12 )

南仏からパリまで4


c0074918_2162732.jpg

たくさんの豪華クルーザーが停泊する高級リゾート地といった印象が強いニースですが、そんなイメージとはちょっと趣が違う旧市街です。

私はどこの国へ行っても、旧市街が大好きです。
そこには市場があったり、たくさんの食堂や古くからある店や民芸品店などが軒を連ね、人々が行き交い、生活の匂いがあるからです。
物売りの叔父さんや叔母さん、腕を組みながら仲睦まじく歩くカップル、はしゃいで走り回る子供たち、カフェやレストランでくつろぎ、食を味わい、会話を楽しむ人々。
c0074918_2331880.jpg

そんな姿が数百年も前からある建物の中で、或いは町並みの中で、昔と変わらず繰り広げられていることのすごさがヨーロッパにはあるんだよね。
c0074918_2334075.jpg


だからやっぱり旧市街は魅力的。

フリータイムに、母と二人で旧市街広場からバスに乗ってシャガール美術館へ行きました。
道路工事をしていたためにバス乗り場が変更になっていたので、もう大変!!
通りすがりのおばさんに聞いたり、商店のおじさんに聞いたり、ようやくバス乗り場にたどり着けた時には既に軽い疲れが・・・何しろ右も左もわからないという不安いっぱいの母を連れてたゆえ、責任が私の肩に・・・。

大学の時の第一外国語がフランス語で一応成績良かった私ではありますが、すっかり忘れてると思ってたけど、少しぐらいは覚えていたから役に立ちました。

だけど残念なことに着いた時には閉館20分前で入場できませんでした。
時間が変更になってたらしい・・・・。

でもそんなハプニングもあるから旅は面白いのだ。

旧市街まで戻ってきて歩いていると、公園にメリーゴーランドを発見。
c0074918_2341187.jpg

懐かしい~。
フランスはあちこちの公園にメリーゴーランドがあります。
(この後フランス各地を巡るのですが、いろんなところで見かけました)

私の記憶が正しければ、昔「ベティー・ブルー」というフランス映画の中で、メリーゴーランドの場面があったような・・・。
とても印象深いシーン。
ご存知の方いらっしゃるかしら?
ジャン・ジャック・ベネックス監督の名作です。
私は劇場で2回、ビデオでは10回以上観てます。(20歳の頃フランス映画にはまっていた)

そしてコート・ダ・ジュールといえば、必ずと言ってよいほど出てくるこの風景。
c0074918_2151619.jpg

これはプロムナード・デザングレ(英国人の遊歩道?)という広くて長~い遊歩道。

この通り沿いに、有名な「ネグレスコホテル」はありますよ~。

気温は何度だったか忘れたけど(写真は今年6月)、海水浴&日光浴している人々が多いですね。
c0074918_21608.jpg

この風景、海岸沿いの通り・・・
昨年行ったギリシャのロードス島の海岸沿いにちょっと似ています。
あっちよっかこっちのほうが洗練されてるけど。

そして、一旦ホテルに戻ってから、「疲れたから休みたい」という母を残してひとりで散歩へ。

遊歩道のベンチで海を眺め、ぼっ~とすること1時間。

ベンチに座っている人々の様子は様々。
私のようにただぼっ~と海を眺めている人もいれば、読書をしている人もいるし、待ち合わせの人もいるし、恋人同士でじゃれあっている人もいるし、疲れたから一休みのご婦人もいるし、写真を撮ってる旅行者もいるし・・・

いいなぁ~、みんなそれぞれで・・・。

この何もなーーーーい感じの時間が好き。

いつもと違う場所にいたって、他の国へ来てたって、どこにいても私は私で、私の時間が流れてる・・・そんな当たり前をすごく幸せに感じる。

少し日が暮れてきて、ほら、空に・・・・月が浮かび上がってきましたよ。
(夜の9時ぐらい。この時期のフランスは日没が遅い。)

c0074918_2533526.jpg


東京にいても、どこにいても、やっぱり私は空を見上げ、キレイなだぁ~って思ってる。

旅で他の国へきていて普段とは景色は違っても、周囲にいる人々は異なる人種でも、どこにいても私は私だなぁ~、今回は本当にそんな当たり前が随所で感じられたのでした。
それって、ここがリラックスできる街だったってことなんでしょうかね?
c0074918_2473495.jpg

[PR]
by lagrace | 2007-10-16 13:55 |

南仏からパリまで3

陽光溢れる世界

突然ですが、数ヶ月あいて、再びフランス紀行。
「続きはいつやるんだ?」と思った人もいたかもしれないけど、忘れてたわけじゃないんだけど、毎日何かしら面白いことがあったり、他に興味が飛んでしまったり、気分が変わったりでして。

前回コート・ダジュールの街々を写真でお伝えしましたが、本日はその中でも最近人気がある場所、断崖絶壁の鷲の巣村をご紹介。
c0074918_055662.jpg

南仏、ニースやカンヌの周囲に点在する鷲の巣村と呼ばれる小さな村のひとつ、「エズ村」。
ここ数年、テレビの旅番組なんかでもしばしば登場するのでご存知の人も多いですよね。
地中海を見下ろす丘の上のホテルやレストランが有名で、私も雑誌やテレビで見て「行ってみたいなぁ~」とかねがね思っていました。
でもできれば母とではなく、ボーイフレンドと行きたい場所よね~。

異教徒の攻撃から守るために高い丘の上に城砦のように村が作られたんだそうな。
こういった小さな鷲の巣村は、コート・ダ・ジュールにはたくさんあるんだそうですよ。

その中でもエズやサン・ポール・ド・ヴァンスは有名。

c0074918_0553953.jpg

南仏らしく、花が咲き乱れてますよね~。
一番多いのはやはりブーゲンビリア。
あとここはサボテンもなにげに多い。
上にサボテン公園があって、そこから地中海の眺めが素晴らしい。
一番最後にその写真も出てきますが。
c0074918_0561187.jpg

c0074918_0564098.jpg

カフェでくつろぐ人々。
フランスらしい光景です。
南仏はパリなどの都会に比べて、時間の流れがゆったりしていて、イタリアに近いせいか、人々が陽気でフレンドリーな気がしますし、やはり伊系の顔つきの人が多いので、何気にイケメンが多かった気がする。
c0074918_0572481.jpg

ここは迷路のように小道が入り組んでいて、はっきし言って迷子になります。
というか、さっきどこを通ったのかわからなくなります。
エジプトの市場で迷子になると、ちょっと不安だけど、でもここで迷子になってもなんだか安心。

c0074918_0574737.jpg

段々上のほうへ登ってきたので空が近くなってきたわ。
下を見下ろせば地中海なのよ。
日がな一日、こんなところでボッ~と海を眺めていたり、絵を描いたりして過ごせたら最高だと思います・・・が、今回は母のための旅行だったため、私に私的な時間はないっ!!

のんびりリロマンティックな気分に浸る暇などなかったのでした。

鷲の巣村は、暖かくて青空で、地中海もキレイに見えるので、多くの芸術家たちが滞在した場所でもあります。
ここエズには哲学者ニーチェも滞在していたそうです。

別の鷲の巣村、サン・ポール・ド・ヴァンスにはシャガールのお墓もありますし、ピカソのお気に入りでもあったようです。

なにしろ自然の色が鮮やかな場所だから、芸術家たちが創作意欲をかきたてられるのも頷けますよね。
c0074918_1294388.jpg


お、お犬様。
トルコ、エジプトなんかは圧倒的にネコが多かったけど、フランスは断然犬派ですね。
ギリシャはネコも犬も見かけたけど、基本は飼われているというより、ノラが多かった。

c0074918_0581830.jpg


お、サボテン。

c0074918_0585265.jpg


お、ブーゲンビリア。

この辺りの小道にはギャラリーや雑貨屋、ホテルやレストランなどが並んでいますよ。

こんな小さな村なのに、ミシュラン星つきのレストランが3つもあるそうです。

c0074918_0592450.jpg

ここは確か有名なホテルだったと思う。
これはホテルの入り口ではなく、部屋の入り口で、いきなり部屋から小道に出られるような作りになってるんです。
ここら辺にあるホテルはみんなこのような作りらしく、よって、部屋によって内装も広さも全く違うそうです。

人気は部屋のテラスから地中海を見渡せる部屋で、ハネムーナーがよく訪れたり、著名人がこっそり宿泊するようです。
c0074918_10088.jpg


部屋のテラスからこんな景色が見られたら、ずっと海を眺めてるよね~。
それでも飽きないと思うし・・・。
ここは駆け足でなく、次回訪れた時は、是非ともゆっくり滞在したい場所です。

c0074918_1321291.jpg



ちなみに、ここからほど近い丘の上の斜面に広がるグラースという街で、フラゴナールの香料工場にも行ってきました。

ここは写真撮り忘れてないんだけど、過日開催した「アロマテラピー占星術ワークショップ」に出席された方は説明を受けたと思いますが、精油を抽出する装置(図があったと思いますが)、ここにはそれが展示されています。

この辺りは香料のメーカーが有名で、シャネルやディオールなどのブランドもこういった香料メーカーから買っていたりする。

フラゴナール社には現在1名の調香師がいるらしい。
世界中で17名ぐらいしか調香師はいないのだそうだから、職業選択でお悩みの方、挑戦されてみてはいかがでしょうか?

現地フラゴナール社に日本人スタッフもいましたよ。

私はここでしこたまネロリやローズの石鹸を(香りがめちゃくちゃいい)買い、ハンドクリームやらクリームを買い、後にスーツケースの重量オーバーになるのであった・・・。
(石鹸が重いのよ~)

でもこの辺りに行かれる方は、是非お買い物されたし~。

ただしユーロ高だったから、あまり割安感はありませんよ~。
[PR]
by lagrace | 2007-10-11 00:37 |

やっぱ魅力的だよ富士山は!

富士登山の続きです。

山小屋の狭いスペースでひしめきあって眠る人々。

私の右隣は友達のあまちゃん。
左隣は女の子二人連れ。
頭の方は外国人男性二人連れ。
この人たち背が高いから、辛そうだった。

なにしろスペース狭い。
動きたくても動けない。
寝返り打つのもひと苦労。
天井低いので立ち上がることもできません。
常に中腰。

私が横たわっていた場所は、目の位置から20~30センチ上はもう天井だったりするので、閉所恐怖症の人にとってはきついだろうな~と思いながら、トイレに行きたいのを我慢してた私。

しかも最初すごぉ~く寒かったので、フリースの上にさらにゴアテックスを羽織る。
山小屋の外は風がビュービュー吹きつける音。
あまちゃんも「ERIちゃん寒いよ~。しかも頭痛いし・・・。」と言っている。
あまちゃんはどうやら軽い高山病にかかってしまったらしく、この後5合目に下山するまで、頭痛は続いていた。

夜9時ぐらいに寝床に入ったけど、結局うとうとしただけで熟睡できず。
でも横たわっただけで、かなり楽になった。

深夜2時に起床して、それぞれご来光を見るために山頂への登山出発の準備を始めた。
辺りは漆黒の闇なので、当然ヘッドライトつけて、しかも山頂はマイナス3℃という話なので、たくさん着込む。

マイナス3℃。
すっかり冬ですがな~。

やっぱ登山は登山用のウェアに限る。
軽くて速乾性があって、しかも雨風を凌ぎ、防寒性も高い。
私はあまちゃんとあまちゃんの親戚のおばさん(登山の達人)から借りれるものは貸していただき、靴とスボンとゴアテックスのレインウェアの下だけは自分で買った。

最初は寒くても、登っていると、動いているからだんだん暑くなってくるので、汗もしょっちゅうかきます。
汗が乾きやすい速乾性のアンダーウェアがあると快適です。
(私はそれも借りた)

夜の写真はうまく撮れないので、美しい天の川の写真はありませんが、実際には天の川が見え、流れ星が流れていました。
星の大きなことったら。
こんなに近く、こんなに大きく見える星。

自然ってすごいっ!!

などと感動しているのも束の間。
夜道は見通しが悪く歩きづらい。
しかも滑る。

次々とご来光を見るために登山者が続いてる。
この日は風が異常に強く、何度も吹き飛ばされそうになった。
でも絶対ご来光は見たい。
ここまできたんだから何が何でも。

「あともう少しで頂上だよ~。ほら、頑張って!」とところどころで登山ガイドが大声で叫ぶ。
(まるでビリーのよう!)

その「あともう少しで・・・」に騙されて(?)、何度も気を取り直して歩く。
けど、なんだかんだ2時間強かかってようやく山頂へ。

その時の喜びったら・・・と言いたいところだが、喜びよりも何よりも、「ようやく着いた」という安堵の気持ちだけで精一杯で、感動してる間もなかったわよ、私は。
しかもかなりの強風で、目なんて開けてられないし、ほんと端っこにいたら、吹き飛ばされて山から落っこちちゃうぐらいの勢いでした。

みんな定位置について、ご来光を待つ。

ここからは少しづつ移りゆく空模様をお楽しみください。
(これらの写真はすべて私の友達あまちゃんによる撮影です)
c0074918_15241423.jpg

c0074918_15244011.jpg

c0074918_15254100.jpg

c0074918_15252582.jpg

お~、これなんてめっちゃ美しいでしょ~(^^:
c0074918_15261640.jpg

c0074918_15263879.jpg

少しづつ青空になってきましたよね。
c0074918_15271578.jpg

いよいよ、ご来光です。
「さぁ~、いよいよご来光だよ~。ご来光はあっという間に終わるからね。見逃さないでよ~。」と登山ガイドが叫んで、その時を知らせてくれる。
c0074918_15282423.jpg

やぁ、こんにちは、お日様。
日本一、高いところから失礼します!!
c0074918_15291196.jpg

この一瞬を見るためだけに、どれだけ多くの人々が頂上を目指して登ってくるのか・・。

みんな嬉しそうに写真をとりまくる・・・・
なんだけど、本当に半端じゃない強風で、写真撮ろうにも「手がぶれる~」とあまちゃんが言ってました。

あまりに強風のため、「お鉢めぐり」と言って、噴火口を見下ろしながら山頂を一周巡るのは中止になりました。
これは90分ぐらいかかるんだけど、富士山の最も高いポイントを巡ったり、景色も素晴らしかったりするので、体力がある方にはお勧めらしい。
私たちも一応「お鉢めぐりやりたいねぇ~」とは話してたけど、この時期は山頂の小屋も閉まっているためにトイレがないので、トイレがもたないかもね~なんて話してたところでした。

仕方ありません。

「これが9月の富士山だよ~。風がすごく強いのが9月の富士山。わたし自身の体も吹き飛ばされそうだから、残念だけど、今回は中止させてもらうね。危険だから。」と登山ガイド。

下山は、登りとは違う道なので、8合目の小屋まで30分程度で着いたわん。
そこで一休みして朝食食べてから、再び5合目を目指して下山開始。

登山ガイドさんが山小屋の人に挨拶。
「今年もお世話になりました。来年も宜しく。」って。
そうなんです。
私たちが今年の最後の宿泊客だったんです。
山小屋も冬季休業に入るのです。
本当に今年最後の富士登山の日でした。

c0074918_15423621.jpg

富士山自体は、なぁ~んもありません。
c0074918_15425618.jpg

下山は登りよっか楽といえば楽ですが(道は違います)、滑りそうになるのをふんばるため、結構ふくらはぎや腿の筋肉に負担がかかるのよね。

あっ、ほら、虹。
時々霧雨が降るんだけど、それの気持ちいいことったら。
c0074918_15431698.jpg

c0074918_15433628.jpg

またしても虹。
虹は登りの時も2回ほど見ました。
富士山は虹がよく見えるのかしら?
c0074918_15435569.jpg

この日の富士山は砂嵐のように強風で砂が飛んでくるので、目の中や口に中がジャリジャリ。
私はハードコンタクトなので、ちょっとでも異物が入ると強烈に痛く、サングラスかけてても全然役に立たず、ほとんど涙目で、下山してきた時にはすっかり目が腫れあがっていました。
コンタクトの方、ゴーグル持参した方がいいっすよ。

目がまともに開けられないから視界がさえぎられるのと、痛みがあったのが一番辛く、5合目に近づいた頃には、もうヘトヘト。

あまりに頭が朦朧としてたので、
「あまちゃん、ここに下山道(しもやまどう)出口って書いてあるけど、ここでいいのかな?」と尋ねると、
「やだ~、ERIちゃん。下山道(しもやまどう)じゃなくて下山道(げざんどう)でしょ~。(笑)」と笑われてしまった。

た、確かに・・・・。(苦笑)
なんで音読みにしたのか・・・・。

ようやく5合目。
写真をパチリ。
全てはここから始まったのよね。
c0074918_15441187.jpg

私たちが参加した登山ガイド付のの登山は、東京から富士山までの往復バスと登山ガイドと山小屋宿泊と下山後の温泉付だったんだけど、なんと、人気実力派美人女優が同じ登山ツアーにお友達と参加してたそうです。
私たちより1日前の日の登山に。
ここでは名前は明かしませんが、とても美しかったそうです!!
登山ガイドさん、男性だったから嬉しそうだった!!

この後温泉に入って、無事東京に戻ってきた次第です。

登頂してる時は、もう二度と登山はいいやって思ったけど、下山してみると、また来年も登りたいなぁ~って思う。
富士山って、なんとも不思議な魅力なのね。
でも次回は登山ガイドさんも言ったように、7~8月の気候的にも登りやすい時期にしようと思う。
その分、富士山渋滞がすごいらしいけどね。

今回の登山で私はちょっと色々反省。

ご来光拝んだり、下山して温泉はいるには、その前にたとえ苦しくても、自分の足で1歩1歩登らなきゃいけないってことを忘れちゃいけませんな。
私は楽しい側面だけを見る傾向があるけど、そこに行き着くには、時間と忍耐が必要なこともあるっていう当たり前のことを忘れちゃいけません。

これって人生でも同じだと思う。
やりたい仕事をするのも、好きな人と結婚するのも、子供を産むのも、理想の家族や会社を創るのも、浮かれている時はだいたい楽しい側面しか目に入らなかったりするけど、どんなことも自分が想像するなりたい自分になるためには、その途中では困難もあったり、投げ出したくなったりすることもあって、やっぱそれを自分の力を信じて乗り越えた時に、本当の喜びを味わうことができるんだと思うのよね。

人は自分の人生に疲れた時、他人の芝生が青く見えて羨んだりするけれど、でもどの道通ったって、自分が目指す山頂までは結局自分で歩かなきゃならないことにはかわりがないし、どの道行ったって、平坦な道ばかりじゃないよね。

登山と一緒で、それは誰も代わって歩いてはくれないよね。
登山ガイドの人も何度も言ってた。
「自分の身は自分で守ってよ。自分の道は自分のライトで照らしてね。」と。

励ましたり、時に手は貸してもらえたり、一緒に歩いたりはしてくれるけど、自分が目指す山頂を見せてくれるのは自分の足だということ。

だから「私を幸せにしてね」じゃなく、「私は幸せになるよ」とか「私たちは幸せになろうね」とかがいいよね。

今回も「山」に教えられたよ~。

そして一緒に登った友達のあまちゃんに感謝だね。
友達でいてくれてありがとう!!
[PR]
by lagrace | 2007-09-20 15:25 |

やっぱ日本一だぜ!富士の山

富士山、登ってきました。

はっきし言って、やられました!!

あっしは富士山で死にました。

山をなめちゃいかん!!

登っても登っても、なかなかたどり着かないもどかしさ~。
せっかちな私に、忍耐を告げる山。
人生だけでなく、ここでもかって感じで、よろよろっとよろけながら、私とはうってかわって妙に足取りが軽いあまちゃんに助けられ、登山ガイドに「今流行のビリー」のように励まされ、同じグループになった山慣れした男性参加者に後方から掛け声をかけてもらい、途中過呼吸になりながら(何しろ酸素薄い)、携帯酸素片手に、8合目の山小屋に着いたのは夜の7時半だった。

そこまでの模様を写真でどうぞ!
私はボロボロだったけど、景色はキレイですから。

c0074918_1753567.jpg

後から2番目の小さいのが私。
この辺りはまだ登りはじめなので、私もジョークを飛ばしつつ足取りも軽かったのだけど、既に通りがかりにすれ違った馬を目にしてから、私の具合は悪くなり始めた。
馬車をひいたお馬さんが、たくさんの人間を乗せて山道を走ってくる姿を見ると、「やめてぇ~!!みんな馬車から降りて。お馬さんがかわいそう!!自分の足で歩くのよ。馬に責任を渡しちゃダメ!!」と涙が出るぐらい悲しくなってしまうのですよ。

これ、子供の頃からそうで、馬やロバが荷車を引いてる姿を見るとせつなくなって、いたたまれなくなるんです。
馬だけじゃなく、子供の頃はいろんな動物に同情して、しばしば家に動物のエネルギーを引っ掛けてつれて帰ってきてしまっていました。
c0074918_1764541.jpg

「あまちゃん、馬が馬がかわいそう~」という私に
「馬は馬の人生があるかもしれないし」と諭してくれるあまちゃん。

そうだ!
きっとそうに違いない。
私から見ると悲しそうに見えても、ひょっとしたら馬は、人の役に立てて本望だと思っているのかもしれないではないかっ?!

だいいち、こうやって人のことに同情している奴ほど、自分の人生はおろそかだったりする。

うちは父も兄も人に同情ばかりしている人々だったので、そんな姿を見て、「そういうあんたたちこそ可哀相だよ。自分のことちゃんとやりなよ。」と私はしばしば思っていたものだったが、自分もそうだったとは・・・最近気づいた。

これが今回、私が手放す必要がある部分。

そうやって自分の許容を超えたものを引き受けようとするから重くなる・・・。
山登ってる時も、馬を見た頃から、どうも自分のだけでない重さを感じて、足取りがずんずん重くなる。
まるでゴルゴダの丘の上を十字架を背負いながら登ったキリストの姿が脳裏に浮かぶ・・・
(見たことないけど、きっとこんな感じ?)

こんな感じだったのかしら?
だとしたら絶対に犠牲なんてよくな~い!!
自分のものは自分で背負うのよ~。

「あまちゃん。なんかたくさんの人のエネルギーがのっかてるような気がするんだけど。異常に重い・・・辛い!」と私がいうと、
「たとえ乗ってきても、ERIちゃんには振り払う力もあるでしょ。」と叱咤してくれるあまちゃん。

そうでした・・・そのとおり。
彼女はまるで私のセラピスト。
ぐすん・・・強くなる!
というか、背負えないものは背負えない!!
罪悪感を手放すぞ~。

c0074918_1771298.jpg

c0074918_1773329.jpg

も~う、雲の上だぜ!!
感動的な景色ですね。
この日は晴天で、とても下界の様子がよく見えました。
河口湖や山中湖なども見えたのよ。
c0074918_1775390.jpg

c0074918_1781728.jpg

まるでダイブしたくなるような景色よね。

c0074918_1784423.jpg

登山は7合目から8合目までがきつかったな、私は。
富士登山の一般的なシーズンは8月いっぱいまでで、私たちが行った9月中旬には、もう山小屋は全体で4軒しか空いてないし、山を登る人もめっきり少なくなるのだそうです。

だいたい9月の山は風が強いらしく、やはり初めて登る人ならば山慣れた同行者を伴うか、もしくは8月などのオンシーズンに行く方がよいようです。

c0074918_17312112.jpg

7合目~8合目の宿泊予定の山小屋までの道のりが異常に長く感じられ、かつ私は過呼吸気味で、非常に辛かった。
この時の私の様子を後であまちゃんが語ったところによると、「ERIちゃん死んでたよね~。っていうか、完全に存在消してたでしょ~(笑)」と言ってたけど、もちろん好きで存在を消してたわけではありませんことよ(笑)。
c0074918_17314679.jpg

7合目の半ばぐらいにはすっかり陽も落ちて、ヘッドライトをつけて(夜の写真はありません)、服装もどんどん厚着になって、そして足取りはさらに重く、同じグループの人たちも早い人と遅い人の差が広がり始め、私は完全に倒れる寸前だったのですよ。

携帯酸素を吸っては、しばらく歩き、また立ち止まりの繰り返し。

下を見て歩くと眠くなるから、上を見るようにと言われたけど、どうしても足元を見てしまうのよね。
小またで歩くのがいいらしく、大またで早歩きだと高山病になりやすいそうです。

私は途中携帯酸素を吸ってたこともあって、高山病にはならなかったけど、中には山小屋についてから嘔吐していた人もいたんだとか。

それにしても一緒に行ったあまちゃんの元気なことったら・・・この違いは何?というぐらい足取り軽く~といった様子でしたよ。

「ERIちゃん、しっかりしてよ。山頂でご来光見るんでしょ。下山して温泉はいるんでしょ。あんなに楽しみにしてたのは誰だっけ?!」と励まされ・・・。

そーーーーーでした。
もうシーズン終わりだから来年にしようよというあまちゃんを、しつこく誘ったのは、確か・・・私。

でもあっしはもう既に死んでいた(まるで北斗の剣・・・古いっ!!)ので、「今すぐ、ヘリを寄越して。ヘリよ、ヘリ。私はヘリコプターで下界に帰るの~。」と声にならない声で叫んでいたので、もうあまちゃんに返事する元気もなかったのよね。

ERIちゃんが無口になったとこ、初めて見た~と感心しながらボロボロの私を見つめるあまちゃん。

ほんと、私の今回の登山は、あまちゃんがいなかったら、絶対に山頂まで登って下りることはできなかったと思う。
ありがたいことだわ~。

山小屋の灯りが見えた瞬間の喜びを今も忘れませんよ。

c0074918_1732778.jpg


夕食はカレー。

9月の中旬は富士山登る人が大幅に減ってはいても、営業している山小屋自体がたったの4軒しかないから、当然混みあっていて、ひとり1畳のスペースしかありません。

男女入り乱れてのザコ寝です。

至近距離に見知らぬ男の顔があろうが、他人の頭や足が目の前にあろうが、そんなのもうどうでもいいーーーって世界です。

要は横になれて、暖がとれればいい!!

トイレはもちろん水洗じゃなく、1回100円払って利用します。

洗面所なんてありません。

手を洗うための水がちょろちょろっと出る水道があるぐらい。

もうすべてが生きるために最低限必要なものだけ。
サバイバルな世界ですよ。

でもだからこそ、当たり前の酸素や水や電気の有難みがわかる。

友達の有難みがわかる。

富士山は水が大変貴重なので、ミネラルウォーターとかもリュックにつめて登りまーす。
私たちも500MLを4本持って登りました。
だから余計に重いのよね。
もちろん山小屋にも売ってるけど、1本500円ぐらいとられます。

それに9月はあいている山小屋がほとんどないので、トイレも水も欲しいときに手に入らない恐れがあるため、何もかも自分でしっかり管理する必要があるのよね。

登山って、結局は何があっても自分の足で登るしかないから、ある意味精神面は鍛えられると思う。
もちろん人は助けてくれたり励ましてくれたりとかはするけれど、それでも代わって歩いてはくれないから。

だけど自分の足でたどり着くから感動があるんだと思う。

続きはご来光の写真を連続でお見せします!!
[PR]
by lagrace | 2007-09-19 17:05 |

南仏からパリまで 2

陽光溢れる世界

これは5月末~6月上旬の旅の話です。

南仏・・・それは陽光溢れる世界。
コートダジュール、それは誰もが憧れる高級リゾート。
c0074918_16291851.jpg

紺碧の地中海、青い空、温暖な気候、陽気な人々、美味しい食べ物、優雅なバカンス、といえば、新婚旅行や恋人との甘~い時間がセットになったものじゃないの????

なぜに私は母と一緒にツアーに参加している?

前日5時間以上遅れてニースにたどり着いた私たち。
でも、だからといって朝寝坊を許してくれるわけではない。
何しろこれはツアー。
前日何があろうが、今日の予定はちゃんと時間通りに遂行されるのであった。

というわけで寝ぼけ眼で朝食。
私たちが泊まったホテルは、海岸沿いの超高級ホテルではありませんが、まぁそこそこで、特に朝食のレストランは最上階でとても見晴らしが良く、テラスもあって、まさにフランスという感じで雰囲気良しでした。

・・・が、しかし空を見上げるとどんよりとした曇り空。
ええっ??ニースって、確か・・・確か・・陽光溢れる~場所?・・・のはずよね??
またしても崩れ去る私の期待。

しかも我が母、長旅の疲れと異国にいるという緊張で心ここにあらずで、私の話などほとんど聞いてない有様。

「お母さん、テラスで食事しようよ。」と私が声かけても、
「お母さんはここでいいわ。」と室内の一角を指差す・・・・
そんなわけで、テラスで風に吹かれて楽しく会話をしながら朝食を食べるという私の目論みは無残にも打ち砕かれたのでした。

ええ、そんなもんです、旅なんて。
思う通りにはいきません。
人生もそうです。
ましてや人は自分の思う通りには動いちゃくれません。

きっとこんな感じのことが旅のあちこちで展開されるに違いないと思いつつ、この日の観光はスタート。
c0074918_1655144.jpg

まずはバスに揺られて、お隣の小国モナコへ。
ニースからモナコまでの道すがら海岸沿いを走ったのですが、いたるところにヨットハーバーがあって、豪華なクルーザーやらが幾つも停泊されてるのを眺めると、ここは本当にセレブたちに愛されてるリゾート地なんだなぁということがわかります。

(すみません。バスの中だったので、この辺りの写真は1枚もありません。かわりにモナコ公国内の高台の上から見えるハーバーをご覧あれ。クルーザー泊まってますね。ニースからモナコまでの海岸線はこんなのゴロゴロありました。)
c0074918_1656890.jpg


バスに同乗していたニースに十数年住んでいるという現地ガイドさんが「昨夜皆さんが泊まっているホテルの近くで火事があって、夜中に消防車が来て大変でした。結構焼けてしまいました。で、これは放火だったらしいのですが、その犯人が、実は日本のやくざだという噂が出ています。」と話してくれ、いきなり、「ええーーーーー!!」って感じでした。

放火?
ニースで?
しかも犯人日本人??

噂だったので真偽のほどはわかりませんが、日本人もあちこちでご活躍のようですね。(苦笑)

個人旅行と違ってツアーはある程度自由を制限され団体行動を余儀なくされますが、一方でツアーのいいところっていうのは、こういった現地の人しか知らないニュースだったりとか、絶対ガイドブックには載ってませんというような話とかが聞ける点にあります。

モナコまではそう遠くはありません。
しかも朝のうち曇っていた空も段々青くなり、お天気が良くなってきました。
c0074918_16543223.jpg

ちょうど私たちが観光に訪れた数日前まで、モナコでは世界的に有名なF1グランプリが行われていて、とても華やかだったそうです。

何しろF1といえば、世界中からセレブが集まる~。
いいなぁ~、私も生で見てみたい!
あのエンジン音♪ゾクゾクくると思います。

モナコでF1グランプリが行われる時は、街のあちこちに柵がはられ、一般人が入れなくなる場所がたくさんあるようです。
ここではサーキットではなく、何しろ街の一般道を使ってカーレースを行うわけですから、
基本的にレースを見ることができる場所はどこでも有料になるそうです。
c0074918_16304258.jpg

ここも走るそうです。
わたしがこの写真を撮った辺り一帯は、レースの時期は立ち入り禁止で入れません。
c0074918_16295584.jpg

c0074918_1634567.jpg


モナコ王室の人たちが座っていた席もまだ後が残っていました。
もちろん一番いい場所ですよ。
(写真撮ったつもりだったけど、なかった)

グランプリの時期はモナコの全ての高級ホテルが満室になり、すべての高級レストランが予約でいっぱいになり、すべての高級ブランド店から新作がなくなるのだそうです。
ここは確か・・・モナコの高級ホテル。
(違ったらごめんなさい。カジノ広場に面したところにはカジノやらホテルやら似たような趣の建物があったため、ごっちゃになっています。)
c0074918_1637596.jpg

この中にフレンチの名店、アラン・デュカスのレストランがあるそうです。
最もお安いディナーで、ひとり300ユーロだそうです。
(日本円で5万ですね)
ここも当然予約いっぱいになるそうですよ。


c0074918_16341660.jpg

そして、モナコといえば、グランカジノ。
c0074918_16374359.jpg

大人の社交場よね。
男性も女性もうんとドレスアップしてくるのでしょうか?

このグランカジノはパリのオペラ座を設計したガルニエ氏によるものです。

もう少しカジュアルなタイプのカジノもあるようです。
ま、私はそっちの部類だな。

昔(若い頃)はこーゆー華やかなのが好きでしたが、最近のあたしはどちらかというと、下町や旧市街の市場みたいなところを探検するのがお好みでして・・・。
優雅さより面白さが勝ってるのよね。

これはなんだったかな?
市庁舎だったかな?
(わかりません。市庁舎だったらどこかに旗が掲げられているはずなんですが。)

c0074918_16522110.jpg

c0074918_16523593.jpg

フランスで Hotel de la ville と書いてあったら、「市庁舎」を指します。
直訳すると街(市)のホテルっつーことになるんでしょうが・・・
ちなみにフランス語は「h」を発音しませんので、「ホテル」ではなく「オテル」と言いますよ~。

大学の頃、フランス人の先生にどうしても「h」を発音させたくて、「Hokkaido 北海道」とか「Hiroko ひろ子」って言わせようとしたり、とにかく「h」のつくあらゆる言葉を言わせようと試みたけど、無理でした。

そうそう、「林ひろし」さんは「あやしいろし」とフランス人からは発音されてしまうな~んて笑い話もありましたっけ!

これって、生粋の江戸っ子が「あさひ新聞」を「あさし新聞」というのと同じなのか??
(「ひ」を「し」と発音する。「ひ」が発音できない?もしくは江戸っ子の粋で発音しないのかは不明)
でもどーーーー考えても、「あさししんぶん」って、「し」がふたつ重なる方が発音し辛いんだけど。

そーーーいえば、昔かなり年配の「自称めちゃくちゃ江戸っ子」という人と話をしていた時、「ひろし」という名前の人のことをずっと「しろし」と呼んでいて、それが気になって仕方なかったので、その人にもなんとか「ひ」を発音させようと頑張ったが無理だった。
でも彼の場合は、ほとんど意地になって発音しなかったに違いないと私は踏んでいるのだが・・・。
(しかし無理強いしてはいけません・・・。)

そこで私は密かに思っているんだけど、あーゆー人はきっと死ぬ最後の瞬間には「ひ」を発音してみたいと思うのかもしれない・・・と。
(大きなお世話だって?!)

話がかなり横道に逸れましたが・・・。

これは多分裁判所だったような気がします。
c0074918_16531719.jpg


そして次に訪れたのは、モナコ大公宮殿。
c0074918_16443659.jpg

これでございます。
ここに住んでいるのですぞ。
生前、グレース・ケリーもここにいました。

宮殿のある場所は高台なので、この前の広場から見る景色はGoodです。
山を切り開いて、たくさんの家が建ってますね。
c0074918_16453433.jpg

みんな見晴らしがいいんだろうな。
c0074918_1645555.jpg

そしてモナコの教会です。
ここでグレース・ケリーは結婚し、葬式をされ、お墓もこの中にあります。
グレース・ケリーのお墓はキレイなお花で飾られていました。
c0074918_16501399.jpg

その他レーニエ大公の女性話とか隠し子騒動とか、ステファニー皇女など、子供たちのスキャンダラスな話や跡継ぎ問題など色々聞いたけど、すっかり忘れてしまいました。

グレース・ケリーの事故説も、実は当時未成年だった皇女が運転していてハンドルをきり損ねて事故を起こしたのが事実で、グレース王妃は助手席だったそうな・・・。
だけど皇女の将来を考えて公式発表はグレース王妃の運転というふうになったというのが、地元の人々の通説だそうですよ。

まぁ~、何かと大変そうなファミリーですわよね。
つくづく、一般人でよかったと胸をなでおろします。

こうして駆け足でモナコを堪能し、次に向かったのは、最近人気がある「鷲の巣村」です。
鷲の巣村というのは、断崖絶壁の高台に作られた迷路のように入り組んだ小さな村の総称で、その中の「エズ村」ということに今回は行ってまいりました。
その他有名なのは「サン・ポール・ド・ヴァンス」という村。
多くの芸術家がこの地を愛し、住み着いたそうです。

次回はこのエズ村を。
写真がたくさんありますので。
[PR]
by lagrace | 2007-08-01 20:23 |

南仏からパリまで

いざ、南へ

5月末から6月上旬にかけて、母と旅したフランス。
その写真を、ハプニングと共にご披露いたしますわん。

c0074918_227523.jpg

これはニースよん。

この旅は非常に盛りだくさんの旅でして、南仏からパリまで、計6箇所に宿泊し、訪れた街や村は隣国モナコも含めると、実に14箇所。
「ふぅ~」・・・とため息をつきたくなるようなハードスケジュールでしたが、偶然一緒になったメンバー(旅行会社の一般ツアーに参加)がとてもいい人たちで、ヨーロッパ初めての母もとても楽しめたのでした。

ただ最初は結構トラブルが幾つかあり、どーなることやらと思ったけど、最後はラッキーな出来事もありで、総じて満足な旅でした。

旅立つ前にタロットで今回の旅を占ったところ(仕事では使わないですが、個人的には遊びでやります)、「最初は思うようにいかないことあり。でもものの捉え方を変えて、トラブルを楽しめれば、最後には最高の旅に。」という結果に。
そう、タロットでは「最高にラッキー」な種類に属するカードが旅の後半に表れたのでした。

ま、ありがたくないことに、そのとーーーり、最初はトラブルありという形で物事は推移し、まずパリでニース行きの乗り継ぎ便が、なんと合計5時間も送れ・・・・
エールフランスです。(飛行機や乗務員自体はよかったけど)
c0074918_2203957.jpg

(パリ、ドゴール空港。空港内で250mlのヴィッテルを買ったら、3ユーロもした!1ユーロ=167円だったので、250mlの水が501円もしたことに。高いっ!!ユーロ高はどこまで行く!)

パリのドゴール空港を午後7時に出発するはずだったニース行きの飛行機にようやく乗れたのは9時前。(4時半から待っていた)
c0074918_2232594.jpg

(まだ太陽は沈んでいません。この季節のフランスの夜は遅い。)

ようやく機内に乗れたと思ってほっとした時、
「今夜中に着くのかしら?」と母の不安げな声。
何しろ、母にとっては初めてのヨーロッパ。
もともと不安症な人だけに、母の中では最悪な展開の妄想がこの時徐々に増殖中で、不安感満載なのでした。

「やだ、やめてよお母さん。そんなネガティブな発想。ニースまでは1時間半程度よ。今夜中に着くに決まってるじゃん。あなたの想像は現実化することが多いんだから、そーゆー心配ばかりするのやめてよね。ほら、そんなことより、まだ外は明るくて、太陽も出てるわよ。」と私は機内の窓から見える太陽を指さした。

私たち親子は、一緒にいると見てるところが天と地ほどにも違う。
私はやたら明るい側面だけを見る(これも行き過ぎると危険)し、母は問題や心配な要素を見つけるのが本当にうまい。
足して2で割ればバランスがとれると思うんだけど・・・。

・・・が、本当に我が母のいやぁ~な予感は的中する・・・・。
(母よ、あなたのその力をどうか豊かさを生み出すために使っておくれ!!)

飛行機は一向に動く気配なく・・・・

この季節、フランスは夜の10時ぐらいまで明るい。
従って午後9時ぐらいはまだ太陽が完全には沈んでいないのでした。
あーーー、夕陽に染まった空を眺めながらフライトできたらいいのに・・・
という私の願いも虚しく、過ぎていく時間。

動かない機内(フランス国内便)で機内食をサーブされ、結局機体に問題があるということで機内食を食べただけで一旦飛行機を下り(レストランかっ!?)、再び搭乗ゲートそばの椅子で待つこと数時間。
c0074918_2242372.jpg

c0074918_224463.jpg

(空港内で待っているお客はこのニース行きに乗る人々だけ・・・無人の空港)

ようやくニースに向けて飛び立った時は、すっかり漆黒の闇の中だった。

予定が・・・予定が・・・・
こうして最初から予定は狂っていくのでした。
でも・・・・でもだ!
これが旅なんでございます。
予定通りには行かない。
人生も同じでございます。
予定通りには行かない。
だから楽しむしかないんですのよ・・・たとえ飛行機が5時間遅れようと・・・。

そんなわけで、私は早速機内で楽しみを発見。
そう、それは。。。可愛いスチュワート。
まだ若いキュートな男性乗務員。

そのキュートな彼が「ボンジュール♪」と言いながら、にっこり微笑んでくれると、疲れも吹っ飛ぶ。

フランス語はまるでマジック!
音がとても美しいので、「ボンジュール」と言ってるだけなのに、まるで耳元で「ジュテーム(愛しています)」と囁かれているように聞こえてしまう。(多分、それは私だけ!)

そんな勝手な解釈で、「きゃ~、あの子可愛い。」と私が言うと、御歳73歳の母も「そうなのよぉ~。あの子、なんとも言えず可愛らしいのよね~。あの子にニッコリ微笑まれると、なんか怒る気なくなるわよね~。」と言うではないかっ!!

さすがっ!!
血は争えない。

というか、そういう得な性分の子っているんですよ。
ニッコリ笑うだけで、みんなが癒された気分になる・・・。
まだすれてない純粋さがあるのよね~。

それでもって彼はみんなに均等に微笑みかけているんだけど、まるで自分への微笑だけは特別なように感じてしまう・・・そう感じさせる何かがあるのよね~。(ウットリ)

前にフランスに来た時は「いい男いないわね~」と思ったけど、今回は、この子を皮切りに結構いましたわよ。
フランスも進化してるのね。

な~んてことを楽しみながら、闇のフライトは終盤を迎え(さすがにこの時はキュートな乗務員のことも忘れ、寝ぼけていた)、はっと目が覚めると、ニースの海岸線が見えてきた。

ニースの街はたくさんの灯りがついているので、ナイトフライトは夜景がとってもキレイ。
しかもニースの空港の滑走路が短いためか、かなり手前からほとんど高度を下げて、海ギリギリのところを飛行していたので、街が並行に、すぐそこに見える・・・
「お~、ニース!!」
ちょっとヨロッとしながら、力なく喜んだのでした。
そりゃ、あーた、日本からパリまで11時間半、乗り継ぎと遅延も含めてニース到着までにかかった総時間は18時間半だものよ~。
疲れるばい。

結局空港に着いたのは深夜12時半過ぎ。
母の予感的中。
私は母の背中を見つめながら、「おぬしこそ、クレアボヤント(透視能力者)!」と密かに賛辞を贈ったのでした。

でも、まぁ、夜景が見れたからいいか・・・。
写真がないのが残念だけど、飛行機の窓から眺める夜のニースもステキでしたからね。
普段はこの時間、飛んでないわけだし。

こうして始まったフランス紀行でした。

次回に続く~。
次回はこんな景色です。
c0074918_2254726.jpg

[PR]
by lagrace | 2007-07-25 01:28 |

いい日旅立ち

待ちに待った旅行へ行ってきます。
といっても、出発は5/29(火)からなんですが、パリ便は午前中のため、朝が弱い私は前日から成田泊なので、28日は午前中から2人だけセッションをして、その後成田へ向かいます!

というわけで、しばらくブログもお休みさせていただきます・・・ふふ♪

陽光溢れる南仏~パリまでの旅・・・と言ったら聞こえはいいが、これがかなりハードな旅でして・・・今回は母同伴の旅なので、ツアーに参加するんですが、10日間で何箇所も行くもんだから、ゆっくりくつろぐ旅ではないんですの。

母はもっとゆっくりしたやつが希望のようでしたが、体力に自信がある私は、どーーーーせ行くんだから、あそこも行きたい、ここも行きたいっつーことで、絞りきれず、結局あっちこっち盛りだくさんの強行スケジュールツアーを選んでしまったのでした。

母よ、ごめん。
でもあたしゃ、行きたいところがいっぱいあり過ぎて絞れないのさ。

続きを読む
[PR]
by lagrace | 2007-05-27 23:44 |

夏の京都の風物詩・貴船編(川床料理)

夏の京都の風物詩といえば・・・川床料理
暑い京都の夏を涼やかに彩る川に設けられたお座敷。
貴船に行ったら絶対に川床料理を食べたいと思っていました。

貴船川に沿って、10軒ほどの料理屋が並んでいます。
中には宿泊もできる料理旅館もあって、なかなか風情があります。

<こんな感じで、川に座敷を設けています。>
c0074918_0571675.jpg

ちょうどお盆ということもあって、かなり混み合っていました。
私たちは昼時に行ったのですが、予約をしていなかったために2軒のお店で断られましたが(お盆時期じゃなければ予約なしでも全然大丈夫みたいです)、やたらと回転がいいお店があり、そこに入れてもらえました。

ちなみに川床料理というのは結構値段が高いです。
昼でも1万円前後します。
お盆の時期じゃなければ6千円ぐらいのミニ懐石をやってる店もあるようですが、総じて高めです。
昼から1万8千円ぐらいする店もありました。
元々京都はちょっと値段高めですが、川床は季節ものだから雰囲気代もあるのでしょう。
夜は夜でライトアップして風情があると思います。
ホタルが舞ってたら尚のこといいですよね。

<先附け。ゴマ豆腐、美味しかったです。>
c0074918_0582673.jpg

<これ、鯉のあらいです。鯉なんてそんなに美味しいもんじゃありません。>
c0074918_0584418.jpg

<鮎の塩焼き。頭からガブリとかじれるぐらい柔らかかった。かじった後で思い出して写真撮影したので、頭の部分がありません。>
c0074918_059567.jpg

<そうめんですね~。やたら細かった。>
c0074918_0592383.jpg

<道明寺。これ、出汁がきいていて美味しかった。>
c0074918_0594465.jpg

<野菜の天ぷらはカラッと揚がっていて美味しかったです。>
c0074918_1056.jpg

<この後もう1品何か出ました。写真撮り忘れ。それからご飯とお味噌汁、香の物。最後がデザートでした。>

貴船川に川床を設け、上には日差しを遮るすだれや傘、生い茂る木々によって、自然に日陰になっていたりします。
川のそばというだけで、案外涼しいもんです。
目で見て涼しく、川の流れる音で涼しく、更には足を川につけて涼むこともできます。

<これ私の足を上から撮ったところ。川に足をつけています。山の川の水はかなり冷たく、しばらく足を浸しているだけで、体全体がクールダウンします。>
c0074918_1171857.jpg


その日も非常に暑く、歩きつかれていたので、川床に腰を下ろした瞬間
「わぁ~。涼しい~!!」と感嘆の声をあげました。
するとお店の仲居さんが
「天然のクーラーみたいなもんです。案外涼しいでしょ。」と声を掛けてくださった。

五感を刺激されます。
上手に自然を利用して、暑さを凌ぎ、涼をとる・・・都会じゃ味わえない気持ちよさ。
鴨川でも川床はあるけれど、やっぱ山のほうが自然がいっぱいでいいですね。

料理も美味しかったです。
本当に京都って、豆腐が美味しいですよね~。
豆腐の味が違う!
大豆だけじゃなく、水の違いなのかな?
どこの店で食べても豆腐が美味しかった。
豆腐と湯葉の味が忘れられず、帰京してからしばらくの間もずっと食べ続けてました。

だけど、これが川床じゃなかったら、1万円近い料金をとられるのは高いと思います。
やっぱり川床料理は雰囲気代がかなりウエイトを占めていると思います。
c0074918_1174877.jpg

それでも夏の風物詩を味わえて満足でした。
旅行の醍醐味って、その土地の料理を食べたり、その土地の文化や習慣に触れたりすることだと私は常々思っているので、京都らしさを満喫できてすっかりご満悦でした。
[PR]
by lagrace | 2006-08-25 00:50 |

癒しの旅へ出立します!!

いよいよ、待ちに待ったセドナへの旅。

出掛けてきます♪
2日~7日までのショートトリップですが、せいぜいリラックスして楽しんできます。
(下の写真はベルロックといって、男性性のエネルギーの強い場所です)
c0074918_013139.jpg

そんなわけでここ数日バタバタとしていて、またしてもブログの更新ができませんでした。
私は何でもギリギリになると焦ってやる性質で、旅立つ3日前になってアレも足りないコレも足りないと準備し始める傾向にあります。
昔はそれが相当ひどく、準備不足で飛行機に乗り遅れたこともありましたっけ・・・。

私はこれまで旅行に行く時は必ず元BFにスーツケースを借りていたのですが(普段邪魔になるからという理由で、年に数回海外に行くにも拘らず、私は自分のものを持たずいつも借りていた)、もういい加減それはやめようと思い、スーツケースを購入することに。
ところがこれも実は3日前まで買いに行ってなかった。
それで実際デパートに見にいくと、

続きを読む
[PR]
by lagrace | 2006-03-01 23:48 |

世界遺産・白神山地Part2

このあたりは白神山地のポスターやCMでよく撮影に使われる場所だそうです。
c0074918_2216096.jpg

立派な根をはっています。
苔むした感じもとてもいいですね~。
c0074918_22171612.jpg

ブナ林の中はヒヤッとしていて、明らかに、ブナ林の外とは空気が違います。
c0074918_2228855.jpg

ブナの木の幹に聴診器をあてて、ブナが水をたくわえている音を聴きました。
ドクン、ドクン、ドクン・・・水が流れているような、水を吸い込んでいるような音が聞こえました。ブナは確かに生きている。命の息吹を感じることができました。

ちなみに聴診器は森のガイドさんが持っていました。
残念ながら耳があまりよくない母はその音を聴くことができず、ガッカリしてました。

このそばに白神山地の湧き水があって、そこでペットボトルにその湧き水を汲みました。
自然の水は美味しい~^^
c0074918_22411145.jpg

そしてこのブナの原生林の中で、おにぎりの昼食。
こんな景色の中で、美味しい空気を吸いながらいただく昼食はひときわ美味しかったです。

白神山地から宿泊した十和田ホテルまでは時間にして2時間半ぐらいかかったでしょうか。
朝8時に出発したのに、帰ってきたら5時過ぎでした。
途中、日本最古の芝居小屋に立ち寄りました。
ここは重要文化財に指定されている古い芝居小屋で、今でも歌舞伎役者などが芝居をしにやってくるそうです。
ここも想像以上に立派な芝居小屋で、いにしえに思いを馳せるにはお勧めの観光スポットです。

<つづく>
[PR]
by lagrace | 2005-09-06 23:39 |