ヒーラーERIKOのワンダフルライフ

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葛藤ばんざい!!

私は仕事柄、人様の悩みをよく聞いている。
仕事を離れても、友人の悩みの相談に乗ることはこれまでの人生を振り返ってもとても多いように思える。

世の中、みんな色んなことで悩んでいる。
悩みや葛藤と皆無という人は存在しない。

前にこんな人がいた。
「これといった悩みがない」ことが悩みだという。
みんな色んなことで悩んでいるのに、自分にはこれといった悩みがない。
それっておかしいのかしら?と不安がっていた。
これも立派な悩みである。

そんなわけでみんないろんなことで悩んでいる。



「自分のここが嫌いだ!」
そう言って、理想の自分と現実の自分との間で葛藤している人がいる。

「やりたいのにできない。」と言って、自分の勇気のなさを嫌悪している人もいる。

好きな人に告白できなくて、上手にコミュニケーションがとれなくて、もどかしい思いをしている人もいる。

わかりあえる人がいないという孤独感で一杯の人もいる。

失ったものに未練を残し、なかなか先に進めない人もいる。

葛藤していることや悩みはそれぞれ異なるけれど、誰しもそれらの想いを抱えて私のところにやってくる。

私はそんな人々の姿を見ていてつくづく思う。

「生きるって、こういうことなんだ!!」と。

葛藤や悩みは真剣に生きている証でもある。

もし私たちからすべての葛藤がなくなったら、私たちはここに存在している必要がなくなってしまう。
常に絶対的な調和状態であることは、あちら側の世界を意味する。
それを達成するならば、それは本当にこの世を去る時だから。

私たちは葛藤があるからそれを乗り越えようと工夫をし、調整をし、変化していく。

もし葛藤がなかったら、私たちの人生は逆に進むべき方向を見出せないで立ち往生するかもしれない。

ホロスコープ(占星術のチャート)を見ているとよくわかるけれど、俗に言うハードアスペクト、天体同士の困難な角度を多く持つ人の場合、その人の人生は葛藤が多いものになるけれど、その分、必然的にその葛藤を乗り越えようとして工夫をするから、かえってその人の人生は発展することになる可能性が高い。

世の中で名を成している人のホロスコープを見ていても、その多くは決して楽な配置ではなかったりする。
葛藤を抱えているから、試行錯誤し、そこに自分なりの方法や結論を発見し、人は進化していくのだ。

私自身もかなり葛藤が多いホロスコープだけど、私の友人や知人の中にも葛藤の多いホロスコープの人は結構いて、それらの人々を観察していると、その葛藤を乗り越えるたびに、人間的に一回りも二回りも成長して、年を追うごとに豊かな人格を身につけているように思える。

中には社会において重要な役割を担うことになっている人も少なくない。
でもそれらは決して楽に乗り越えてきたものではない。
人は表の華やかな部分しか見ようとしないけれども、それらの人々が裏側ではたくさんの葛藤に苦しみ、自分なりの結論を導き出して前に進んでいるということを忘れてはならない。

葛藤はもちろんない方がよりスムーズで楽だけれども、それらが私たちを更なる領域へと押し上げてくれる原動力なのだから。

逆に調和的なものばかりだと、問題意識を得づらい上になんとなくゆるゆると生きられてしまうから、よほど意識的にならないと発展性を見出しにくいという欠点もある。

人と人との付き合いも同じである。
自分とよく似た楽な人とばかり付き合っていると、異なるものと共存するという能力に欠けてくるだけでなく、知らないところで偏見を生みやすい。
価値観の異なる人とうまく接点を見出していこうとするから、人間はより幅広い人格を身につけることができるし、大らかになっていくのだ。

だから葛藤や悩みがあること、人間関係がうまくいかないことは、決してアンラッキーなことではない。

それらが私たちの人生を今以上の豊かさへと向かわせる引き金になり、これまでのやり方を変化させるきっかけにもなる。

そんなわけで私は最近「葛藤ばんざい!!」と思っている。

葛藤を完全になくそうと努力するより、葛藤とうまく付き合うことを知った方が人生はより楽しい。

葛藤を毛嫌いするのではなく、「葛藤君、やあ、こんにちは。今度はどんな問題かね?」って、葛藤君と仲良くしてみるっていうのはどうかしら?
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by lagrace | 2008-02-21 02:51 | 2015年以前のブログ