ヒーラーERIKOのワンダフルライフ

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やっぱ日本一だぜ!富士の山

富士山、登ってきました。

はっきし言って、やられました!!

あっしは富士山で死にました。

山をなめちゃいかん!!

登っても登っても、なかなかたどり着かないもどかしさ~。
せっかちな私に、忍耐を告げる山。
人生だけでなく、ここでもかって感じで、よろよろっとよろけながら、私とはうってかわって妙に足取りが軽いあまちゃんに助けられ、登山ガイドに「今流行のビリー」のように励まされ、同じグループになった山慣れした男性参加者に後方から掛け声をかけてもらい、途中過呼吸になりながら(何しろ酸素薄い)、携帯酸素片手に、8合目の山小屋に着いたのは夜の7時半だった。

そこまでの模様を写真でどうぞ!
私はボロボロだったけど、景色はキレイですから。

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後から2番目の小さいのが私。
この辺りはまだ登りはじめなので、私もジョークを飛ばしつつ足取りも軽かったのだけど、既に通りがかりにすれ違った馬を目にしてから、私の具合は悪くなり始めた。
馬車をひいたお馬さんが、たくさんの人間を乗せて山道を走ってくる姿を見ると、「やめてぇ~!!みんな馬車から降りて。お馬さんがかわいそう!!自分の足で歩くのよ。馬に責任を渡しちゃダメ!!」と涙が出るぐらい悲しくなってしまうのですよ。

これ、子供の頃からそうで、馬やロバが荷車を引いてる姿を見るとせつなくなって、いたたまれなくなるんです。
馬だけじゃなく、子供の頃はいろんな動物に同情して、しばしば家に動物のエネルギーを引っ掛けてつれて帰ってきてしまっていました。
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「あまちゃん、馬が馬がかわいそう~」という私に
「馬は馬の人生があるかもしれないし」と諭してくれるあまちゃん。

そうだ!
きっとそうに違いない。
私から見ると悲しそうに見えても、ひょっとしたら馬は、人の役に立てて本望だと思っているのかもしれないではないかっ?!

だいいち、こうやって人のことに同情している奴ほど、自分の人生はおろそかだったりする。

うちは父も兄も人に同情ばかりしている人々だったので、そんな姿を見て、「そういうあんたたちこそ可哀相だよ。自分のことちゃんとやりなよ。」と私はしばしば思っていたものだったが、自分もそうだったとは・・・最近気づいた。

これが今回、私が手放す必要がある部分。

そうやって自分の許容を超えたものを引き受けようとするから重くなる・・・。
山登ってる時も、馬を見た頃から、どうも自分のだけでない重さを感じて、足取りがずんずん重くなる。
まるでゴルゴダの丘の上を十字架を背負いながら登ったキリストの姿が脳裏に浮かぶ・・・
(見たことないけど、きっとこんな感じ?)

こんな感じだったのかしら?
だとしたら絶対に犠牲なんてよくな~い!!
自分のものは自分で背負うのよ~。

「あまちゃん。なんかたくさんの人のエネルギーがのっかてるような気がするんだけど。異常に重い・・・辛い!」と私がいうと、
「たとえ乗ってきても、ERIちゃんには振り払う力もあるでしょ。」と叱咤してくれるあまちゃん。

そうでした・・・そのとおり。
彼女はまるで私のセラピスト。
ぐすん・・・強くなる!
というか、背負えないものは背負えない!!
罪悪感を手放すぞ~。

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も~う、雲の上だぜ!!
感動的な景色ですね。
この日は晴天で、とても下界の様子がよく見えました。
河口湖や山中湖なども見えたのよ。
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まるでダイブしたくなるような景色よね。

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登山は7合目から8合目までがきつかったな、私は。
富士登山の一般的なシーズンは8月いっぱいまでで、私たちが行った9月中旬には、もう山小屋は全体で4軒しか空いてないし、山を登る人もめっきり少なくなるのだそうです。

だいたい9月の山は風が強いらしく、やはり初めて登る人ならば山慣れた同行者を伴うか、もしくは8月などのオンシーズンに行く方がよいようです。

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7合目~8合目の宿泊予定の山小屋までの道のりが異常に長く感じられ、かつ私は過呼吸気味で、非常に辛かった。
この時の私の様子を後であまちゃんが語ったところによると、「ERIちゃん死んでたよね~。っていうか、完全に存在消してたでしょ~(笑)」と言ってたけど、もちろん好きで存在を消してたわけではありませんことよ(笑)。
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7合目の半ばぐらいにはすっかり陽も落ちて、ヘッドライトをつけて(夜の写真はありません)、服装もどんどん厚着になって、そして足取りはさらに重く、同じグループの人たちも早い人と遅い人の差が広がり始め、私は完全に倒れる寸前だったのですよ。

携帯酸素を吸っては、しばらく歩き、また立ち止まりの繰り返し。

下を見て歩くと眠くなるから、上を見るようにと言われたけど、どうしても足元を見てしまうのよね。
小またで歩くのがいいらしく、大またで早歩きだと高山病になりやすいそうです。

私は途中携帯酸素を吸ってたこともあって、高山病にはならなかったけど、中には山小屋についてから嘔吐していた人もいたんだとか。

それにしても一緒に行ったあまちゃんの元気なことったら・・・この違いは何?というぐらい足取り軽く~といった様子でしたよ。

「ERIちゃん、しっかりしてよ。山頂でご来光見るんでしょ。下山して温泉はいるんでしょ。あんなに楽しみにしてたのは誰だっけ?!」と励まされ・・・。

そーーーーーでした。
もうシーズン終わりだから来年にしようよというあまちゃんを、しつこく誘ったのは、確か・・・私。

でもあっしはもう既に死んでいた(まるで北斗の剣・・・古いっ!!)ので、「今すぐ、ヘリを寄越して。ヘリよ、ヘリ。私はヘリコプターで下界に帰るの~。」と声にならない声で叫んでいたので、もうあまちゃんに返事する元気もなかったのよね。

ERIちゃんが無口になったとこ、初めて見た~と感心しながらボロボロの私を見つめるあまちゃん。

ほんと、私の今回の登山は、あまちゃんがいなかったら、絶対に山頂まで登って下りることはできなかったと思う。
ありがたいことだわ~。

山小屋の灯りが見えた瞬間の喜びを今も忘れませんよ。

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夕食はカレー。

9月の中旬は富士山登る人が大幅に減ってはいても、営業している山小屋自体がたったの4軒しかないから、当然混みあっていて、ひとり1畳のスペースしかありません。

男女入り乱れてのザコ寝です。

至近距離に見知らぬ男の顔があろうが、他人の頭や足が目の前にあろうが、そんなのもうどうでもいいーーーって世界です。

要は横になれて、暖がとれればいい!!

トイレはもちろん水洗じゃなく、1回100円払って利用します。

洗面所なんてありません。

手を洗うための水がちょろちょろっと出る水道があるぐらい。

もうすべてが生きるために最低限必要なものだけ。
サバイバルな世界ですよ。

でもだからこそ、当たり前の酸素や水や電気の有難みがわかる。

友達の有難みがわかる。

富士山は水が大変貴重なので、ミネラルウォーターとかもリュックにつめて登りまーす。
私たちも500MLを4本持って登りました。
だから余計に重いのよね。
もちろん山小屋にも売ってるけど、1本500円ぐらいとられます。

それに9月はあいている山小屋がほとんどないので、トイレも水も欲しいときに手に入らない恐れがあるため、何もかも自分でしっかり管理する必要があるのよね。

登山って、結局は何があっても自分の足で登るしかないから、ある意味精神面は鍛えられると思う。
もちろん人は助けてくれたり励ましてくれたりとかはするけれど、それでも代わって歩いてはくれないから。

だけど自分の足でたどり着くから感動があるんだと思う。

続きはご来光の写真を連続でお見せします!!
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by lagrace | 2007-09-19 17:05 |